“カネ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:かね
語句割合
23.1%
直角23.1%
23.1%
7.7%
7.7%
7.7%
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カネテノ願ヒニヨリ
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
荒々しい聲と一しよに、立つて、表戸と直角カネになつた草壁の蔀戸シトミドをつきあげたのは、當麻語部タギマノカタリオムナである。北側に當るらしい其外側は、牕を壓するばかり、篠竹が繁つて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
十何年も前の冬、本場でスケートの稽古をしようとしてカネのうってあるスケート靴を買いました。
カネる」と言つた芸風の人ではあつたが、芸の素質はさして広い人とは言へなかつた。「立役」はしても「実悪ジツアク」を兼ることは絶対になかつた。
芝居の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ウマらに飲喫ヲヤラフカネ
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
かねの方は、「カネ」或は「カネ」など言ふに接近してゐる。其だけ、名詞に近い感じを持たせる句を作る。
副詞表情の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
カネ講のあらかしましの十夜かな
松本たかし句集 (新字旧仮名) / 松本たかし(著)