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たぎまかたり
ふりがな文庫
“たぎまかたり”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
タギマカタリ
語句
割合
当麻語部
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当麻語部
(逆引き)
何処からか吹きこんだ朝山
颪
(
おろし
)
に、
御灯
(
みあかし
)
が消えたのである。
当麻語部
(
たぎまかたり
)
の
姥
(
うば
)
も、薄闇に
蹲
(
うずくま
)
って居るのであろう。姫は再、この老女の事を忘れていた。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
何処からか吹きこんだ朝山
颪
(
おろし
)
に、御
燈
(
あかし
)
が消えたのである。
当麻語部
(
たぎまかたり
)
の姥も、薄闇に蹲つて居るのであらう。姫は再、この老女の事を忘れてゐる。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
荒々しい声と一しよに、立つて表戸と
直角
(
かね
)
になつた草壁の
蔀戸
(
しとみど
)
をつきあげたのは、
当麻語部
(
たぎまかたり
)
の
嫗
(
おむな
)
である。北側に当るらしい其外側は、牕を圧するばかり、篠竹が繁つて居た。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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