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颪
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お
ふりがな文庫
“
颪
(
お
)” の例文
笠置
颪
(
お
)
ろしが、頭の中をも吹きぬけて行くような心地であった。脳膜が
蚊帳
(
かや
)
のようにすずしい。そしておそろしく眼がよく見える。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まっ暗な風が時折り、笠置のいただきから
颪
(
お
)
ちてくる。そして、容易にうごかないそこの
白刃
(
しらは
)
を
研
(
と
)
ぐように吹いて、ビラ、ビラ、と
燐
(
りん
)
のように
戦
(
そよ
)
ぎを闇の中に見せる。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“颪”の解説
颪(おろし)とは、冬季に山や丘から吹き下ろしてくる風の呼称である(山颪)。
(出典:Wikipedia)
颪
漢検1級
部首:⾵
12画
“颪”を含む語句
山颪
一時颪
筑波颪
赤城颪
四明颪
伊吹颪
比叡颪
木颪
胆吹颪
秩父颪
男体颪
日金颪
白根颪
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石山颪
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金峰山颪
金峰颪
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