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冬木立
ふりがな文庫
“冬木立”の読み方と例文
読み方
割合
ふゆこだち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふゆこだち
(逆引き)
その暗灰色の樹の肌や、丈高く細長い伸びようをしている幹の姿態を見ると、なにかの動物にでも接しているような親しみが湧く。いぬしでの
冬木立
(
ふゆこだち
)
はよかった。
犬の生活
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
秋風の中にそれを見るにつけて、淋しい心が動くような心持がするのである。次に
冬木立
(
ふゆこだち
)
に移る。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
彼は普通の
服装
(
なり
)
をしてぶらりと表へ出た。なるべく新年の空気の通わない方へ足を向けた。
冬木立
(
ふゆこだち
)
と荒た
畠
(
はたけ
)
、
藁葺
(
わらぶき
)
屋根と細い
流
(
ながれ
)
、そんなものが
盆槍
(
ぼんやり
)
した彼の眼に
入
(
い
)
った。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
冬木立(ふゆこだち)の例文をもっと
(4作品)
見る
冬
常用漢字
小2
部首:⼎
5画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
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