トップ
>
冬木立
>
ふゆこだち
ふりがな文庫
“
冬木立
(
ふゆこだち
)” の例文
その暗灰色の樹の肌や、丈高く細長い伸びようをしている幹の姿態を見ると、なにかの動物にでも接しているような親しみが湧く。いぬしでの
冬木立
(
ふゆこだち
)
はよかった。
犬の生活
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
秋風の中にそれを見るにつけて、淋しい心が動くような心持がするのである。次に
冬木立
(
ふゆこだち
)
に移る。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
彼は普通の
服装
(
なり
)
をしてぶらりと表へ出た。なるべく新年の空気の通わない方へ足を向けた。
冬木立
(
ふゆこだち
)
と荒た
畠
(
はたけ
)
、
藁葺
(
わらぶき
)
屋根と細い
流
(
ながれ
)
、そんなものが
盆槍
(
ぼんやり
)
した彼の眼に
入
(
い
)
った。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
……別れの
冬木立
(
ふゆこだち
)
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
別れの
冬木立
(
ふゆこだち
)
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
冬
常用漢字
小2
部首:⼎
5画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“冬木”で始まる語句
冬木
冬木原
冬木町