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木立際
ふりがな文庫
“木立際”の読み方と例文
読み方
割合
こだちぎわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こだちぎわ
(逆引き)
道が人気の絶えた薄暗い
木立際
(
こだちぎわ
)
へ入ったり、線路ぞいの高い
土堤
(
どて
)
の上へ出たりした。底にはレールがきらきらと光って、虫が芝生に
途断
(
とぎ
)
れ途断れに
啼立
(
なきた
)
っていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
白粉
(
おしろい
)
のはげかかった顔を洗いなどしてから、裏の
田圃道
(
たんぼみち
)
まで出て来たが、
濛靄
(
もや
)
の深い
木立際
(
こだちぎわ
)
の農家の土間から、
釜
(
かま
)
の下を
焚
(
た
)
きつける火の影が、ちょろちょろ見えたり
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
水のような蒼い夜の色が、段々
木立際
(
こだちぎわ
)
に這い拡がって行った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
木立際(こだちぎわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
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