“五月雨時分”の読み方と例文
読み方割合
さみだれじぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、今年ことしもその時分じぶんになったのです。五月雨時分さみだれじぶん坂道さかみちは、じめじめとして、やぶの草木くさきは、青々あおあおとしげりました。おかあさんのかえるも去年きょねんのように、みちうえていました。
お母さんのひきがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
じゃ何だね、五月雨時分さみだれじぶん、夜中からあれた時だね。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)