“ねのこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
子刻85.7%
十二刻14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう子刻ねのこくは過ぎている。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
向柳原の路地の入口に、三輪の萬七がその戰鬪的な四角な顏を現はしたのは、やがて子刻ねのこく近い刻限でした。
だが——十二刻ねのこくに近づくと、細川家の家老三宅藤兵衛と用人の鎌田軍之介とが、邸内へ呼び込まれた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)