“硝子細工”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ガラスざいく66.7%
びいどろざいく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そいつの眼玉がこれぢやありませんか？　そら、壁へ叩きつけても、容易な事ぢや破れませんや。驚いたでせう。二つともこの通り入れ眼ですよ。硝子細工（ガラスざいく）の入れ眼ですよ。
LOS CAPRICHOS (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)
次の年にも三回という風に度重（たびかさな）って行くと、不思議なことには雪の結晶が段々大きく見えて来て、それに硝子細工（ガラスざいく）か何かのように勝手に弄（いじ）り廻（まわ）すことが出来るようになって来た。
雪雑記 (新字新仮名) ／ 中谷宇吉郎(著)
「その次は竹細工、糸細工、硝子細工（びいどろざいく）、紙細工」
大菩薩峠：09 女子と小人の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)