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まずし
ふりがな文庫
“まずし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
貧
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貧
(逆引き)
浮洲には一面
蘆
(
あし
)
が茂っていて汐の引いた時には雨の日なぞにも本所
辺
(
へん
)
の
貧
(
まずし
)
い女たちが
蜆
(
しじみ
)
を取りに出て来たものであるが今では石垣を築いた埋立地になってしまったので
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
自分はどうにかして旧恩に報いなくてはならない。自分の邸宅には
空室
(
くうしつ
)
が多い。どうぞそこへ移って来て、
我家
(
わがいえ
)
に住む如くに住んでもらいたい。自分は
貧
(
まずし
)
いが、
日々
(
にちにち
)
の生計には余裕がある。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
しらみてふ虫などもはひぬべくおもふばかりなり、かたちはかく
貧
(
まずし
)
くみゆれど
其
(
その
)
心のみやびこそいといとしたはしけれ、おのれは富貴の身にして
大厦
(
たいか
)
高堂に居て何ひとつたらざることなけれど
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
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