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ぴん
ふりがな文庫
“ぴん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ピン
語句
割合
一
38.9%
品
22.2%
顰
16.7%
針
5.6%
寒
5.6%
峭然
5.6%
貧
5.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一
(逆引き)
「あばたがえくぼに見える眼だ、あまり当てにならないが、まず本当にして置こう。ところでお栄の腕に賽の目の入墨がないとすると、一体だれの腕に残る
一
(
ぴん
)
の目があるんだ」
銭形平次捕物控:227 怪盗系図
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ぴん(一)の例文をもっと
(7作品)
見る
品
(逆引き)
「いくらいいものがあっても、
俺
(
おれ
)
の
背中
(
せなか
)
にあるような、
天下
(
てんか
)
一
品
(
ぴん
)
はここにもあるまい。」と、
男
(
おとこ
)
は
心
(
こころ
)
の
中
(
なか
)
でいいながら、ながめていました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ぴん(品)の例文をもっと
(4作品)
見る
顰
(逆引き)
それに父の信之は、村方の
肝煎
(
きもいり
)
から諸附合、家にゐることとては夜だけなのだ。從つて、癇癪持のお柳が一家の權を握つて、其一
顰
(
ぴん
)
一
笑
(
せう
)
が家の中を明るくし又暗くする。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ぴん(顰)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
針
(逆引き)
「それぢや口づからも何だから、
紙片
(
かみきれ
)
に返事を書いて、
針
(
ぴん
)
でお前の
背
(
せな
)
にとめておくとしませう。」
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
作家は机の上の
紙片
(
かみきれ
)
を取つて何か書いた。そして、
態々
(
わざ/\
)
それを
針
(
ぴん
)
でもつて娘の
背
(
せな
)
に縫ひとめた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ぴん(針)の例文をもっと
(1作品)
見る
寒
(逆引き)
濱夕といふ
妓
(
こ
)
のところへ、三日にあげず通ひ詰めて、早手廻しの夫婦約束までしたといふことや、利八は相變らず
素
(
すつ
)
から
寒
(
ぴん
)
ですが、何時か大金が轉がり込むやうなことを言つてゐたが
銭形平次捕物控:102 金蔵の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ぴん(寒)の例文をもっと
(1作品)
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峭然
(逆引き)
風「それは覚えてゐるとも。あれの
峭然
(
ぴん
)
と
外眥
(
めじり
)
の
昂
(
あが
)
つた所が
目標
(
めじるし
)
さ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ぴん(峭然)の例文をもっと
(1作品)
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貧
(逆引き)
一文なしのすかン
貧
(
ぴん
)
の男みたいなんにやる訳に行かん、子供生れたら何処いなとやってしまうというて、お父さんかんかんになって怒ってるいうのんですが、そんな無茶な話ありますやろか。
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ぴん(貧)の例文をもっと
(1作品)
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