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晁錯
ふりがな文庫
“晁錯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちょうさく
50.0%
ちょうそ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうさく
(逆引き)
景帝
(
けいてい
)
太子たりし時、
博局
(
はくきょく
)
を投じて
呉王
(
ごおう
)
の
世子
(
せいし
)
を殺したることあり、帝となるに及びて、
晁錯
(
ちょうさく
)
の説を聴きて、諸侯の
封
(
ほう
)
を削りたり、七国の変は実に
此
(
これ
)
に由る。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
されば事に任ずる者、口に
藉
(
し
)
くことを得て、殿下文臣を
誅
(
ちゅう
)
することを仮りて実は漢の
呉
(
ご
)
王の七国に
倡
(
とな
)
えて
晁錯
(
ちょうさく
)
を誅せんとしゝに
効
(
なら
)
わんと欲したもうと申す。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
晁錯(ちょうさく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ちょうそ
(逆引き)
家
貧
(
まずし
)
うして良妻を
懐
(
おも
)
い、時艱にして良相を
懐
(
おも
)
う。徳川
末世
(
まつせ
)
の
晁錯
(
ちょうそ
)
たる水野越前守は、
廃蟄
(
はいちつ
)
後、
未
(
いま
)
だ十箇月ならざるに、再び起って加判列の上席に坐しぬ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
彼は責任を知る
晁錯
(
ちょうそ
)
なり、無学なる(比較的に)
王安石
(
おうあんせき
)
なり。彼は文化十二年寺社奉行となり、
爾来
(
じらい
)
大坂
城代
(
じょうだい
)
となり、京都
所司代
(
しょしだい
)
となり、
西丸
(
にしのまる
)
老中となり、遂に天保五年
本丸
(
ほんまる
)
老中となる。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
晁錯(ちょうそ)の例文をもっと
(1作品)
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“晁錯”の解説
晁 錯(ちょう そ、? - 紀元前154年)は、前漢の政治家。潁川郡の人。諸侯王の勢力を削る政策を進めたが、反発を受けて呉楚七国の乱を招き、自身は反乱鎮圧のためと称して殺された。本来の表記は鼂錯だが、晁錯と略字で表記されることが多い。以下晁錯で統一する。
(出典:Wikipedia)
晁
漢検1級
部首:⽇
10画
錯
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
“晁”で始まる語句
晁
晁蓋
晁君
晁家
晁氏
晁湖
晁総統
晁補之
晁頭目
晁頭領
“晁錯”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
幸田露伴