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晁錯
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ちょうさく
ふりがな文庫
“
晁錯
(
ちょうさく
)” の例文
景帝
(
けいてい
)
太子たりし時、
博局
(
はくきょく
)
を投じて
呉王
(
ごおう
)
の
世子
(
せいし
)
を殺したることあり、帝となるに及びて、
晁錯
(
ちょうさく
)
の説を聴きて、諸侯の
封
(
ほう
)
を削りたり、七国の変は実に
此
(
これ
)
に由る。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
されば事に任ずる者、口に
藉
(
し
)
くことを得て、殿下文臣を
誅
(
ちゅう
)
することを仮りて実は漢の
呉
(
ご
)
王の七国に
倡
(
とな
)
えて
晁錯
(
ちょうさく
)
を誅せんとしゝに
効
(
なら
)
わんと欲したもうと申す。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
臣愚
(
しんぐ
)
謂
(
おも
)
えらく、今
宜
(
よろ
)
しく
其
(
その
)
意
(
い
)
を師とすべし、
晁錯
(
ちょうさく
)
が削奪の策を施す
勿
(
なか
)
れ、
主父偃
(
しゅほえん
)
が推恩の
令
(
れい
)
に
効
(
なら
)
うべし。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“晁錯”の解説
晁 錯(ちょう そ、? - 紀元前154年)は、前漢の政治家。潁川郡の人。諸侯王の勢力を削る政策を進めたが、反発を受けて呉楚七国の乱を招き、自身は反乱鎮圧のためと称して殺された。本来の表記は鼂錯だが、晁錯と略字で表記されることが多い。以下晁錯で統一する。
(出典:Wikipedia)
晁
漢検1級
部首:⽇
10画
錯
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
“晁”で始まる語句
晁
晁蓋
晁君
晁家
晁氏
晁湖
晁総統
晁補之
晁頭目
晁頭領