“贈物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おくりもの75.0%
おくるもの5.6%
プレゼント5.6%
かずけもの2.8%
カドウ2.8%
ゲシェンク2.8%
ぞうもつ2.8%
つかいもの2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
部屋の中にはよろこびの声が満ちて、キリスト降誕の仮装をした大ぜいの子供が、それぞれ心をこめた贈物おくりものをアロアに贈った、その時でした。
パガニーニは、ベルリオーズを評して「彼こそはベートーヴェンの後継者」と公言していたことは、この二万フランの贈物おくりものの意味を説明するだろう。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
その上、おびただしい金布きんぷ贈物おくりものを残して、刈屋頼母かりやたのも大川内おおかわちたにあいからかごを戻して行った。
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
○さて口上いひ出て寺へ寄進きしんの物、あるひは役者へ贈物おくるもの、餅酒のるゐ一々人の名をあげしなよび披露ひろうし、此処忠臣蔵七段目はじまりといひてまくひらく
○さて口上いひ出て寺へ寄進きしんの物、あるひは役者へ贈物おくるもの、餅酒のるゐ一々人の名をあげしなよび披露ひろうし、此処忠臣蔵七段目はじまりといひてまくひらく
たとえば、クリスマスに子供に自動車を買ってやっても、それは親からの贈物プレゼントであって、その程度の金持の息子でも、学資はアルバイトをして自分で稼いでいる。
ピーター・パン (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
妻の誕生日贈物プレゼントに飛行機に飛行士をつけてやったり、リンクでちょっと相識になった人が帰ると聞いて、こっそり買いいれた最新型の自動車を出発の朝ホテルの玄関へ廻して置いて「驚かしサプライズ」たりする「巨大な人々ビッグ・ピイプル」にとっては
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
(女子に向かい)明日の贈物かずけものの貴女のお顔を皆の者にお見せ下されて、贈物がどのように美しく気高くあたいあるかをお知らせなされませ。
レモンの花の咲く丘へ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
使女A 知れたことではござりませぬか。あの方々は、お嬢様を贈物かずけものに貰おうと音楽の競技に来られた人達でござりますもの、皆お嬢様をめがけておりましょう。
レモンの花の咲く丘へ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
従者 ハイ、月桂冠と一緒に美しい贈物かずけものを得るのじゃと申しておられます。
レモンの花の咲く丘へ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「あの、今こそ私の贈物カドウを下さいましたわ。私お禮を申上げます。生徒が進歩したとめていたゞくことが、先生にとつては一等有難い御褒美なのでございますもの。」
「あなたは贈物カドウをあてにしてゐたのですか、エア孃。あなたは贈物が好きですか。」そして彼は私の顏を探るやうに見た、その眼は暗く腹立はらだたしげで、突き通すやうだつた。
「誰が贈物カドウのことを云つたのだ?」と彼は聲荒く云つた。
きょう子供の贈物ゲシェンクにする人形の着物をほとんど一手で縫うたシュエスター何某が、病気で欠席されたのは遺憾でありますというような挨拶あいさつもありました。
先生への通信 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
むすこはエーベルフェルドの電気工場に勤めているそうで、それがワイナハトには久しぶりで帰るというので、この間じゅうから妹娘が贈物ゲシェンクする襟飾えりかざりを編んでいました。
先生への通信 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
すでに一山の長老や僧衆とも、得度とくどの式、贈物ぞうもつ施入せにゅう、あとの祝いなど、諸事しめし合せはついている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
アンポンタンは成長するにしたがい家内いえのなかの異端者としてみられていたから、どうする事も出来ないで、抱えの時分、流山ながれやまみりん瓶入の贈物つかいものをもってくる彼女の背中を目で撫ていたが、彼女におとずれた幸福は、彼女にはあんまりけばけばしい色彩なので、信実はやっぱり苦労がたえないであろうと痛々しかった。