“おくりもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オクリモノ
語句割合
贈物72.7%
9.1%
聘物6.1%
聘禮3.0%
賜物3.0%
贈品3.0%
餽物3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濱島はまじまおくつてれたかずある贈物おくりものうち、四かく新聞しんぶんつゝみ
ぼくこゝろからこのまづしい贈物おくりもの我愛わがあいする田舍娘ゐなかむすめ呈上ていじやうする!
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
二人の衣裳持物はすべて香以のおくりもので文左衛門の銀装ぎんごしらえの脇差は香以の常にびた物である。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
わたくしは此より甲戌六月七日に棠軒が関藤藤陰のおくりものを得た後の日録を抄する。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
彼と信仰の間のえにし聖盤サクロフォンテのほとりに結ばれ、かれらかしこにて相互かたみの救ひをその聘物おくりものとなしゝ後 六一—六三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
大いなる聘物おくりものプロヴェンツァがわが血族より羞恥の心を奪はざりし間は、これにむべきわざもなくさりとてあしき行ひもなかりしに 六一—六三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
まだその頃は女子によし生るとも父の恐れとならざりき、その婚期ときその聘禮おくりものいづれものりえざりければなり 一〇三—一〇五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「春」と云う名のもたらした自然の賜物おくりものの中にすべての美がこめられて私達の目前に日毎に育って居る。
「フ、フ、フ、八五郎どんとやら、嘉門満足大満足でござんす……フ、フ、フ、大満足! こりゃア全く、とても素晴らしい、何より結構な贈品おくりもの、嘉門大喜びで受けますでござんす。……」
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しかしお辰様には大恩あるあなたを子爵も何でおろそかに思われましょう、されば是等これら餽物おくりもの親御からなさるゝは至当の事、受取らぬとおっしゃったとて此儘このままにはならず、どうか条理の立様たつよう御分別なされて
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)