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『苦悩の年鑑』
ふりがな文庫
『
苦悩の年鑑
(
くのうのねんかん
)
』
時代は少しも変らないと思う。一種の、あほらしい感じである。こんなのを、馬の背中に狐が乗ってるみたいと言うのではなかろうか。 いまは私の処女作という事になっている「思い出」という百枚ほどの小説の冒頭は、次のようになっている。 「黄昏のころ私は …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新文芸」1946(昭和21)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
貧
(
ヒン
)
此
(
こ
)
騙
(
かた
)
怖
(
こわ
)
蜂起
(
ほうき
)
親爺
(
おやじ
)
蜂
(
はち
)
聯想
(
れんそう
)
罵
(
ののし
)
筈
(
はず
)
空々
(
そらぞら
)
獅子
(
しし
)
狐
(
きつね
)
然
(
しか
)
浸潤
(
しんじゅん
)
殊
(
こと
)
殆
(
ほとん
)
袷
(
あわせ
)
暫
(
しばら
)
親鸞
(
しんらん
)
譬
(
たと
)
賤民
(
せんみん
)
逢
(
あ
)
醜態
(
しゅうたい
)
閉口
(
へいこう
)
間
(
ま
)
間数
(
まかず
)
間隙
(
かんげき
)
頑丈
(
がんじょう
)
骨董
(
こっとう
)
黄昏
(
たそがれ
)
喝采
(
かっさい
)
之
(
これ
)
乞食
(
こじき
)
以
(
もっ
)
伽噺
(
とぎばなし
)
兇暴
(
きょうぼう
)
先
(
ま
)
凄
(
すご
)
匿名
(
とくめい
)
叔母
(
おば
)
可笑
(
おか
)
呆
(
あき
)
呟
(
つぶや
)
呻
(
うめ
)
喉
(
のど
)
枕
(
まくら
)
嘘
(
うそ
)
嘲笑
(
ちょうしょう
)
嚥下
(
えんか
)
図々
(
ずうずう
)
如何
(
いか
)
崩御
(
ほうぎょ
)
市井
(
しせい
)
惣助
(
そうすけ
)
愚痴
(
ぐち
)
憂身
(
うきみ
)
或
(
ある
)
所謂
(
いわゆる
)
提燈
(
ちょうちん
)
下手
(
へた
)