“蜂起”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうき93.5%
ホウキ6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに青州地方(済南の東)にまた黄巾賊こうきんぞく蜂起ほうきしだした。中央が乱れると、響きに答えるように、この草賊はすぐ騒ぎ出すのである。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
政権奪取を目的とするクーデターは、支配階級の上層部をやっつければ、それですむが、俺たちは大衆蜂起ほうきが必要である。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
当地方ノ黄巾ノ賊徒等ゾクトラ県郡ニ蜂起ホウキシテ雲集シ青州ノ城囲マレ終ンヌ落焼ラクショウノ運命スデニ急ナリタダ友軍ノ来援ヲ待ツ
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
旁〻カタガタ。西国各地ニテモ、賊徒ノ蜂起ホウキヲ見ル。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)