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りょくしょく
ふりがな文庫
“りょくしょく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
緑色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緑色
(逆引き)
やがてミシミシという音響を発して真ン中の部分がまず
頽
(
くず
)
れ始め、続いて、
緑色
(
りょくしょく
)
の鉄と、煙を吐きつつある石炭と、真鍮製附属品と、車輪と木片と長腰掛とが、奈落の底をめがけて
臨時急行列車の紛失
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
なるほどそこには白いキーと、黒いキーと、も一つ、
緑色
(
りょくしょく
)
に塗られたキーとが、重なりあって、
羊羹箱
(
ようかんばこ
)
を並べたように
艶々
(
つやつや
)
と並んでい、見馴れぬせいか、ひどく奇異な感じを与えていた。
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
室戸丸は、みるみる悲惨な傾斜をなしてゆき、半ば以上も海面に
緑色
(
りょくしょく
)
の船腹が現われてきた。やがて、鈍い、遠雷のような響きがしたかと思うと、いきなり船首から真っ縦に水に突き刺った。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
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