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緑色
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りよくしよく
ふりがな文庫
“
緑色
(
りよくしよく
)” の例文
加
(
くは
)
ふるに
前檣々頭
(
ぜんしやうしやうとう
)
に
一點
(
いつてん
)
の
白燈
(
はくとう
)
と、
左舷
(
さげん
)
の
紅燈
(
こうとう
)
は
見
(
み
)
えで、
右舷
(
うげん
)
に
毒蛇
(
どくじや
)
の
巨眼
(
まなこ
)
の
如
(
ごと
)
き
緑色
(
りよくしよく
)
の
舷燈
(
げんとう
)
を
現
(
あらは
)
せる
他
(
ほか
)
は、
船橋
(
せんけう
)
にも、
甲板
(
かんぱん
)
にも、
舷窓
(
げんさう
)
からも、
一個
(
いつこ
)
の
火影
(
ほかげ
)
を
見
(
み
)
せぬかの
船
(
ふね
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
しかし
木
(
き
)
の
葉
(
は
)
がだん/\に
發達
(
はつたつ
)
して、
組織
(
そしき
)
も
丈夫
(
じようぶ
)
になるに
從
(
したが
)
ひはじめの
色
(
いろ
)
は
次第
(
しだい
)
に
消
(
き
)
えて、つひにその
樹木
(
じゆもく
)
特有
(
とくゆう
)
の
色
(
いろ
)
となるのです。
春
(
はる
)
の
終
(
をは
)
りには
葉
(
は
)
が
皆
(
みな
)
緑色
(
りよくしよく
)
になるのは、さうしたわけです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
山を振りかへれば山には更に
緑色
(
りよくしよく
)
の
大火輪
(
だいくわりん
)
が
団々
(
だん/″\
)
、
閃々
(
せん/\
)
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
緑色
(
りよくしよく
)
の船の
燈
(
ひ
)
はその
眼
(
まなこ
)
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
明鏡
(
めいきやう
)
に
映
(
うつ
)
る
海上海底
(
かいじやうかいてい
)
の
光景
(
くわうけい
)
を
眺
(
なが
)
めつゝ、
白晝
(
はくちう
)
ならば
單
(
たん
)
に
水雷方位盤
(
ダイレクター
)
を
動
(
うご
)
かすのみ、
夜戰
(
やせん
)
ならば
發火電鑰
(
はつくわでんやく
)
を
一牽
(
いつけん
)
して、
白色
(
はくしよく
)
、
緑色
(
りよくしよく
)
の
強熱電光
(
きようねつでんくわう
)
を
射出
(
しやしつ
)
し、
照星照尺
(
せうせいせうしやく
)
を
定
(
さだ
)
めて、
旋廻輪
(
せんくわいりん
)
を
一轉
(
いつてん
)
すると
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“緑色(
緑
)”の解説
緑(みどり、綠)またはグリーンは、中性色の一つ。植物の葉のような色で、黄色と青緑の中間色。光の三原色の一つは緑であり、1931年、国際照明委員会は546.1 nmの波長を緑 (G) と規定した。500-570 nm の波長の色相はおよそ緑である。色材においては、例えばシアンとイエローを混合して作ることができる。緑色(リョクショク、みどりいろ)は同義語。
緑は(緑色の、特に新緑のころの)草・木、新芽・若葉、植物一般、転じて森林、自然などを指す語としても用いられる。
(出典:Wikipedia)
緑
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“緑色”で始まる語句
緑色素
緑色柔皮