緑色りよくしよく)” の例文
くはふるに前檣々頭ぜんしやうしやうとう一點いつてん白燈はくとうと、左舷さげん紅燈こうとうえで、右舷うげん毒蛇どくじや巨眼まなこごと緑色りよくしよく舷燈げんとうあらはせるほかは、船橋せんけうにも、甲板かんぱんにも、舷窓げんさうからも、一個いつこ火影ほかげせぬかのふね
しかしがだん/\に發達はつたつして、組織そしき丈夫じようぶになるにしたがひはじめのいろ次第しだいえて、つひにその樹木じゆもく特有とくゆういろとなるのです。はるをはりにはみな緑色りよくしよくになるのは、さうしたわけです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
山を振りかへれば山には更に緑色りよくしよく大火輪だいくわりん団々だん/″\閃々せん/\
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
緑色りよくしよくの船のはそのまなこ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
明鏡めいきやううつ海上海底かいじやうかいてい光景くわうけいながめつゝ、白晝はくちうならばたん水雷方位盤ダイレクターうごかすのみ、夜戰やせんならば發火電鑰はつくわでんやく一牽いつけんして、白色はくしよく緑色りよくしよく強熱電光きようねつでんくわう射出しやしつし、照星照尺せうせいせうしやくさだめて、旋廻輪せんくわいりん一轉いつてんすると