“夜戰”の読み方と例文
新字:夜戦
読み方割合
やせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本艦(ほんかん)之(これ)に應(おう)じて先(ま)づ手始(てはじめ)には八吋(インチ)速射砲(そくしやほう)つゞいて打出(うちだ)す機關砲(きくわんほう)。月(つき)は慘(さん)たり、月下(げつか)の海上(かいじやう)に砲火(ほうくわ)迸(とばし)り、硝煙(せうゑん)朦朧(もうらう)と立昇(たちのぼ)る光景(くわうけい)は、昔(むかし)がたりのタラント灣(わん)の夜戰(やせん)もかくやと想(おも)はるゝばかり。
明鏡(めいきやう)に映(うつ)る海上海底(かいじやうかいてい)の光景(くわうけい)を眺(なが)めつゝ、白晝(はくちう)ならば單(たん)に水雷方位盤(ダイレクター)を動(うご)かすのみ、夜戰(やせん)ならば發火電鑰(はつくわでんやく)を一牽(いつけん)して、白色(はくしよく)、緑色(りよくしよく)の強熱電光(きようねつでんくわう)を射出(しやしつ)し、照星照尺(せうせいせうしやく)を定(さだ)めて、旋廻輪(せんくわいりん)を一轉(いつてん)すると