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月下
ふりがな文庫
“月下”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げつか
57.1%
げっか
28.6%
げツか
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げつか
(逆引き)
尤
(
もつと
)
も
彼
(
かれ
)
の
前
(
まへ
)
にも
車
(
くるま
)
が
續
(
つゞ
)
いた。
爾時
(
そのとき
)
、
橋
(
はし
)
の
上
(
うへ
)
をひら/\
肩裾
(
かたすそ
)
の
薄
(
うす
)
く
濃
(
こ
)
く、
月下
(
げつか
)
に
入亂
(
いりみだ
)
れて
對岸
(
たいがん
)
へ
渡
(
わた
)
つた四五
人
(
にん
)
の
影
(
かげ
)
も
見
(
み
)
えた。
其等
(
それら
)
は
徒歩
(
かち
)
で、
些
(
ち
)
と
早
(
はや
)
めに
宴會
(
えんくわい
)
を
辭
(
じ
)
した
連中
(
れんぢう
)
。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
月下(げつか)の例文をもっと
(4作品)
見る
げっか
(逆引き)
悄然
(
しょうぜん
)
として
萎
(
しお
)
れる
雨中
(
うちゅう
)
の
梨花
(
りか
)
には、ただ憐れな感じがする。冷やかに
艶
(
えん
)
なる
月下
(
げっか
)
の
海棠
(
かいどう
)
には、ただ愛らしい気持ちがする。椿の沈んでいるのは全く違う。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
月下(げっか)の例文をもっと
(2作品)
見る
げツか
(逆引き)
其時
(
そのとき
)
裏
(
うら
)
の
山
(
やま
)
、
向
(
むか
)
ふの
峯
(
みね
)
、
左右
(
さいう
)
前後
(
ぜんご
)
にすく/\とあるのが、一ツ一ツ
嘴
(
くちばし
)
を
向
(
む
)
け、
頭
(
かしら
)
を
擡
(
もた
)
げて、
此
(
こ
)
の一
落
(
らく
)
の
別天地
(
べツてんち
)
、
親仁
(
おやぢ
)
を
下手
(
したで
)
に
控
(
ひか
)
へ、
馬
(
うま
)
に
面
(
めん
)
して
彳
(
たゝず
)
んだ
月下
(
げツか
)
の
美女
(
びぢよ
)
の
姿
(
すがた
)
を
差覗
(
さしのぞ
)
くが
如
(
ごと
)
く
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
月下(げツか)の例文をもっと
(1作品)
見る
“月下”の意味
《名詞》
月の光がさす場所。
(出典:Wiktionary)
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
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