“男色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんしょく50.0%
ソドミイ12.5%
かげま12.5%
だんしよく12.5%
なんしょく12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえばある彫刻家などは大きい鬼羊歯おにしだ鉢植はちうえの間に年の若い河童かっぱをつかまえながら、しきりに男色だんしょくをもてあそんでいました。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この気持がいわゆる男色ソドミイというのだろうと考えたが、いい年をしてチゴの心境を解した時には事もあろうに、相手は印度人でおまけに一国の太子殿下ときては
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
虎「おふざけでないよ、お前さんがいくら器量がくても、今は男色かげまはおはいしだよ」
僕はロダンのウゴリノ伯を見た時、——或はウゴリノ伯の写真を見た時、忽ち男色だんしよくを思ひ出した。
僕は (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
男色なんしょくを売る少年や、十人あまりをりあつめて、僧のまわりにしとねをしき、枕をならべさせて、その淫楽をほしいままにさせると、僧は眉をも動かさず