“男色”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
だんしょく50.0%
だんしよく16.7%
なんしょく16.7%
ソドミイ16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“男色”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史20.0%
文学 > 日本文学 > 箴言 アフォリズム 寸言7.1%
芸術・美術 > 絵画 > 日本画1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
たとえばある彫刻家などは大きい鬼羊歯おにしだ鉢植はちうえの間に年の若い河童かっぱをつかまえながら、しきりに男色だんしょくをもてあそんでいました。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
今日こんにちは知らずその当時は長き年月の無聊むりょうの余りにやあらん、男囚だんしゅうの間には男色だんしょく盛んに行われ、女囚もまた互いに同気どうきを求めて夫婦の如き関係を生じ
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
僕はロダンのウゴリノ伯を見た時、——或はウゴリノ伯の写真を見た時、忽ち男色だんしよくを思ひ出した。
僕は (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そこで美しい遊女や、男色なんしょくを売る少年や、十人あまりをりあつめて、僧のまわりにしとねをしき、枕をならべさせて、その淫楽をほしいままにさせると、僧は眉をも動かさず、かたわらに人なきがごとくに談笑自若としていたが、時を経るにつれて眼をそむけて、遂にその眼をまったくじた。
が、一歩中へはいって眼を廻したことには、私は再び繰り返すが男色ソドミイもよか稚児サンもあったものかというのであった。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
この気持がいわゆる男色ソドミイというのだろうと考えたが、いい年をしてチゴの心境を解した時には事もあろうに、相手は印度人でおまけに一国の太子殿下ときては、なんという我ながら大した心臓野郎かと苦笑せざるを得なかった。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)