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ふうせつ
ふりがな文庫
“ふうせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
風説
60.0%
風雪
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風説
(逆引き)
しかしこの辺まで聞えている
風説
(
ふうせつ
)
に徴すると、その海上の往来こそかえって危険極まるものらしいのである。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一
住吉
(
すみよし
)
町忠八店吉兵衞申上奉つり候私し
娘
(
むすめ
)
島
(
しま
)
と申者三年以前より
御旗本
(
おんはたもと
)
嘉川主税之助樣御屋敷へ
腰元
(
こしもと
)
奉公に
差出
(
さしいだ
)
し
置
(
おき
)
候處當人へ用事之あり昨年冬中より
度々
(
たび/\
)
御屋敷へ罷出候へ共
何
(
なに
)
か
御取込
(
おんとりこみ
)
の儀御座候由にて一向に
御逢
(
おんあは
)
せ
下
(
くだ
)
さらず何共
合點
(
がてん
)
行
(
ゆか
)
ざる事と存じ居候中世間の
風説
(
ふうせつ
)
惡
(
あし
)
き儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ふうせつ(風説)の例文をもっと
(6作品)
見る
風雪
(逆引き)
本能的とでもいうべきだろう。
風雪
(
ふうせつ
)
がおそい来る、外敵がやって来る、傷つくものも
仆
(
たお
)
れるものも出来る。その
屍体
(
したい
)
は怪鳥めいた他動物の
餌食
(
えじき
)
になる。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
飛騨の山国の
風雪
(
ふうせつ
)
の
夕
(
ゆうべ
)
、この一軒家に於て
稀有
(
けう
)
の悲劇を演じたる
俳優
(
やくしゃ
)
の
中
(
うち
)
で、
僅
(
わずか
)
に
生残
(
いきのこ
)
っているのは幸運の冬子
一人
(
いちにん
)
に過ぎぬ。
随
(
したが
)
って
委
(
くわ
)
しい事情は
何人
(
なんぴと
)
も知るに
由
(
よし
)
ない。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ふうせつ(風雪)の例文をもっと
(4作品)
見る
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