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頤使
ふりがな文庫
“頤使”の読み方と例文
読み方
割合
いし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いし
(逆引き)
公子二人は美服しているのに、温は独り汚れ
垢
(
あか
)
ついた
衣
(
きぬ
)
を着ていて、
兎角
(
とかく
)
公子等に
頤使
(
いし
)
せられるので、妓等は初め
僮僕
(
どうぼく
)
ではないかと思った。
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
その時鹿田は酒で顏を赤くしてだらしのない風で街道を漫歩し、美少年たる富之助を
頤使
(
いし
)
するといふことを自慢にしてゐるらしく見えた……
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
だんだん勢力を得てきていわゆる寺院の
頤使
(
いし
)
にも応じなくなったことは、すでに記した五ヶ所唱門の中にも、高御門と瓦堂と鉾大明神との徒は
俗法師考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
頤使(いし)の例文をもっと
(23作品)
見る
“頤使”の意味
《名詞》
頤 使(いし 別表記:頤指)
横柄な態度で人を指図して使うこと。あごで人を使うこと。
(出典:Wiktionary)
頤
漢検1級
部首:⾴
15画
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
“頤”で始まる語句
頤
頤髯
頤鬚
頤杖
頤紐
頤髭
頤養
頤先
頤斎
頤骨
“頤使”のふりがなが多い著者
木下杢太郎
中勘助
橘外男
吉川英治
ロマン・ロラン
尾崎士郎
中島敦
谷崎潤一郎
島崎藤村
喜田貞吉