“法皇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうおう33.3%
ほふわう33.3%
きみ16.7%
はふわう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成経 父は宗盛をひどくにくんでいました。法皇ほうおうは父にその位を与えたいと思っていられるのに、あの清盛きよもりがそれをさまたげましたから。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
是以こゝをもつて君をはいして親王を立、国柄こくへいを一人の手ににぎらんとの密謀みつぼうあり 法皇ほふわうも是におうじ玉ふの風説ふうせつありとことばたくみざんしけり。時に 延喜帝御年十七なり。
「恋にやぶれ、恩寵おんちょうをうけた法皇きみにも別れ、わがゆく途は、出家一途いちずと思いきわめたのは、その時でおざった……」
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ウィリアムだいせい其人そのひと立法りつぱふ羅馬ローマ法皇はふわう御心みこゝろかなひ、たちまちにして首領しゆれう必要ひつえうありし英人えいじんしたがところとなり、ちかくは纂奪さんだつおよ征服せいふくほしひまゝにするにいたりました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)