“ほうおう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ホウオウ
語句割合
鳳凰81.5%
法王7.4%
法皇3.7%
放翁3.7%
宝応1.9%
飽翁1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仏像についで羅漢らかん像も、老僧も、天女てんじょも、鳳凰ほうおうも、孔雀くじゃくも、鶴も、雉子も、獅子も、麒麟も、人の画も、形のある物は皆大声に笑った。
山寺の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
でも、あたしは、いつも、おうさまからは、王冠おうかんがどうなるだろうとか、法王ほうおうからは、かぎがどうなるだろうとか、そういうようなことばかりきかれているのですよ。
余イヘラク、コノ語非ナリト。何ゾヤ。則チ少陵しょうりょう虁州きしゅう以後、山谷さんこくハ随州以後更ニソノ妙ニいたル。而シテ放翁ほうおう七十余ノ作イヨ/\絶妙ト称セラル。あに頽唐ニ属センヤ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
唐の宝応ほうおう年中、李の家で親友を大勢よびあつめて、広間で飯を食うことになった。一同が着席したときに、門外に不思議のことが起ったと、奉公人らが知らせて来た。
一、飽翁ほうおう藻洲そうしゅう種竹しゅちく湖邨こそん等の諸氏去りて、碧梧桐へきごとう鼠骨そこつ豹軒ひょうけん等の諸氏来りし事
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)