“流言蜚語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうげんひご93.8%
りうげんひご6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたずらに臆測と流言蜚語りゅうげんひごが伝わって、あれだ、これだと影のみ徒らに大きくなったが、今朝に至ってそれが全くわかりました。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
第二には、しっかりした信念がなくて、流言蜚語りゅうげんひごに、うまうまと捲きこまれ秩序が立たなかったこと。この二つの原因が混乱の渦巻を作ってしまった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
このときねずみにくさは、近頃ちかごろ片腹痛かたはらいたく、苦笑くせうをさせられる、あの流言蜚語りうげんひごとかをたくましうして、女小兒をんなこどもおびやかすともがらにくさとおなじであつた。……
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)