“不言不語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いわずかたらず60.0%
いはずかたらず20.0%
ふげんふご20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孝子が問いかえしたことは、それは、女生徒の間にも、女教師たちの間にも、不言不語いわずかたらずに考えられていることなのだ。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
それの立派さなどとは異つた不言不語いはずかたらずのものを示してゐたが——
東京に生れて (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
翌朝のすがすがしい眼覚めといきいきした力とになることを、自然不言不語ふげんふごに悟らされていた。
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)