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不言
ふりがな文庫
“不言”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふげん
50.0%
いわざる
16.7%
いわず
16.7%
ものいわず
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふげん
(逆引き)
不言
(
ふげん
)
の言、
非思料
(
ひしれう
)
の思料などとは瓢箪なまづ的の胡麻化しで、老子の態度もさうであつた。現代では、メテルリンクの態度もさうだ。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
不言(ふげん)の例文をもっと
(3作品)
見る
いわざる
(逆引き)
『嬉遊笑覧』に『遠碧軒随筆』を引いて、庚申の三猿はもと天台大師三大部の中、
止観
(
しかん
)
の空仮中の三諦を、
不見
(
みざる
)
、
不聴
(
きかざる
)
、
不言
(
いわざる
)
に比したるを猿に表して
伝教大師
(
でんぎょうだいし
)
三猿を
創
(
はじ
)
めたという。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
不言(いわざる)の例文をもっと
(1作品)
見る
いわず
(逆引き)
日夜悪念去らず、妄執に
繋縛
(
けいばく
)
さるる者の企て及ぶべからざる、いわゆる
不言
(
いわず
)
して名教中の楽土に安心し得る者なり。無用のことのようで、風景ほど実に人世に有用なるものは少なしと知るべし。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
不言(いわず)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ものいわず
(逆引き)
狐床の火の玉小僧、馬琴の
所謂
(
いわゆる
)
、きはだを
甞
(
な
)
めたる
唖
(
おうし
)
のごとく、
喟然
(
きぜん
)
として
不言
(
ものいわず
)
。ちょうど車夫が唐縮緬の風呂敷包を持って来たから、黙って引手繰るように取った。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
不言(ものいわず)の例文をもっと
(1作品)
見る
“不言”の意味
《名詞》
何もものを言わないこと。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“不言”で始まる語句
不言不語
不言裡
検索の候補
不言不語
不言裡
少時不言
無為不言
少女不言花不語
不渡手形的援醤宣言
不空羂索神変真言経
“不言”のふりがなが多い著者
南方熊楠
岩野泡鳴
福沢諭吉
夏目漱石
泉鏡花