“不聴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きかざる50.0%
ゆるさず50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『嬉遊笑覧』に『遠碧軒随筆』を引いて、庚申の三猿はもと天台大師三大部の中、止観(しかん)の空仮中の三諦を、不見(みざる)、不聴(きかざる)、不言(いわざる)に比したるを猿に表して伝教大師(でんぎょうだいし)三猿を創(はじ)めたという。
人皇(にんのう)百十一代霊元天皇の延宝五年丁巳(ひのとみ)霜月(しもつき)初旬に及んで其業了(おわ)るや、京師の本山より貧道(ひんどう)を招き開山住持(じゅうじ)の事を附属せむとす。貧道、寡聞(かもん)浅学の故を以て固辞再三に及べども不聴(ゆるさず)。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)