修業しうげふ)” の例文
とうさんは九つのとしまで、祖父おぢいさんや祖母おばあさんの膝下ひざもとましたがそのとしあき祖父おぢいさんのいゝつけで、東京とうきやう學問がくもん修業しうげふることにりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
が、其上そのうへ修業しうげふをさせるとなると、月謝げつしや小遣こづかひ其他そのた宗助そうすけはう擔任たんにんしなければ義理ぎりわるい。ところそれ家計上かけいじやう宗助そうすけえるところでなかつた。月々つき/″\收支しうし事細ことこまかに計算けいさんして兩人ふたり
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ちゝ存命中ぞんめいちゆうには、イワン、デミトリチは大學だいがく修業しうげふためにペテルブルグにんで、月々つき/″\六七十ゑんづゝも仕送しおくりされ、なに不自由ふじいうなくくらしてゐたものが、たちまちにして生活くらしは一ぺんし、あさからばんまで
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
わたしはこれから東京とうきやう修業しうげふくところですが、この棧橋かけはしまでるうちに、金米糖こんぺいたう大分だいぶすくなくなりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
修業しうげふじゆんならず駁雜はくざつがくこのむ、これ中等ちゆうとう
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
二人ふたりとも東京とうきやう修業しうげふくんだよ。』
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)