手紙てがみ
僕は今この温泉宿に滞在しています。避暑する気もちもないではありません。しかしまだそのほかにゆっくり読んだり書いたりしたい気もちもあることは確かです。ここは旅行案内の広告によれば、神経衰弱に善いとか云うことです。そのせいか狂人も二人ばかりいま …
作品に特徴的な語句
あおむ うし 修業しゅうぎょう 後妻ごさい かえ さだ なん きずつ 初秋しょしゅう けん ずみ のち 真紅しんく こま 細工ざいく 繊弱せんじゃく あいだ 一人ひとり 一月ひとつき 一通ひととお 二人ふたり 仕度したく 似合にあ たたず にい 兄貴あにき しの まえ 加減かげん いたわ 勿論もちろん とお 半月はんつき 可笑おか 咄嗟とっさ 大分だいぶ 大嫌だいきら 大抵たいてい 好悪こうお 婉曲えんきょく 存外ぞんがい くつろ 将棊しょうぎ 廊下ろうか 微笑ほほえ 怪我けが おそ たす 挨拶あいさつ 木枕きまくら まつ 株券かぶけん 椅子いす 気楽きらく 水際みずぎわ 沢蟹さわがに ひた 火照ほて 狼狽ろうばい 田舎いなか 甲羅こうら 石菖せきしょう 禿 節穴ふしあな 縁先えんさき はね ふと 葉桜はざくら 薙刀なぎなた へび あり ふすま 西日にしび わけ 豪放ごうほう もら 赤蜂あかはち 蹴散けち 輪廓りんかく さか 鉢巻はちまき かぎ ひらめ ひま 障子しょうじ
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