“赤蜂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかはち50.0%
あかばち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ乾いた山砂の上にこまかいありが何匹も半死半生はんしはんしょう赤蜂あかはちを引きずって行こうとしていたのです。赤蜂はあおむけになったなり、時々けかかったはねを鳴らし、蟻の群をい払っています。
手紙 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
蜜蜂みつばち赤蜂あかばち土蜂つちばちくまばち地蜂ぢばち——木曾きそのやうなやまなかにはいろ/\なはちをかけますが、そのなかでもおほきなをつくるのはくまばち地蜂ぢばちです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)