“土蜂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つちばち57.1%
どばち28.6%
すかる14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜜蜂みつばち赤蜂あかばち土蜂つちばちくまばち地蜂ぢばち——木曾きそのやうなやまなかにはいろ/\なはちをかけますが、そのなかでもおほきなをつくるのはくまばち地蜂ぢばちです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
彼らはこうして、ダンブルの中で土蜂どばちのような作業に従って、窒息しそうな苦痛をなめている時に、その境涯をうらやんでいるものさえあった。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
土蜂すかる羽音はおとの甘さ、青葉の吐息といき
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)