“株券”の読み方と例文
読み方割合
かぶけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多分たぶん、一おくや二おくかねはためていたとおもうですが、これをまた、銀行ぎんこうにもあずけず、株券かぶけんにもせず、どこかにかくしてつていやがつたにちがいないです。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
僕はあの松葉の入れずみをした気違いの一生を想像しました。それから、——笑われても仕かたはありません、僕の弟の持っている株券かぶけんのことなどを思い出しました。
手紙 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)