手紙てがみ002 安政三年九月二十九日 相良屋源之助あて002 あんせいさんねんくがつにじゅうくにち さがらやげんのすけあて
二白、御家内へも宜敷御伝声可被下候、以上。 一筆啓上仕候。冷気次第に相増し候へ共、弥御安全可被成目出度奉存候。随而野生儀道中筋無異議江戸に着仕り、築地屋敷に罷在候。乍憚御休意被下度候。陳者出足の節は御懇念被下、又御見事成る御送物被下千万忝き …
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