手紙てがみ009 文久三年六月十六日 池内蔵太の母あて009 ぶんきゅうさんねんろくがつじゅうろくにち いけくらたのははあて
いさゝか御心をやすめんとて、 六月十六日に 認候文。直陰 龍馬よりも申上候。扨、蔵が一件ハ今朝廷のおぼしめしもつらぬかず、土州を初メ諸藩のとの様がた皆〻国にかへり、蔵が心中にハ思よふ土州など世の中のあまりむつかしくなき時ハ、土佐のとの様を初 …
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