手紙てがみ078 慶応三年五月二十八日 伊藤助太夫あて078 けいおうさんねんごがつにじゅうはちにち いとうすけだゆうあて
此度さし出セし曽根拙蔵にハ、大兄よりも色〻御咄合可被遣候。そして此男に下の関の唐物やに御申聞、皆〻此拙蔵に御引合可被遣候。三吉大夫ニもくハ敷御申被成候得バ、此拙蔵ハ何でも出来ることだけハ御定約仕候間、御国の御為にも、よ程相成、私の国ニもつが …
作品に特徴的な語句
御国長州 定約ぢゃうやく
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