“定而”の読み方と例文
読み方割合
さだめて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(其後承候に半夜より清光には違なし。奇と云べし。)海東二千里定而さだめて又かはり候事と奉存候。御賞詠いかゞ、高作等承度候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
定而さだめて心配斗にて気之毒なる事にてあるべく、おやべにハ早、どん腹とらおほきになりし事、とくより承りしが、男子出生なれバよろしからんと存じ候。
養竹啓。今日は駿河路と奉摟指候。定而さだめて不二は大きからうと奉存候。御上おんかみ益御きげん能奉恐悦候。大木斎兵衛歿す。木挽町まづは居なりの由、路考半分すけ也。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)