“さだめて”の漢字の書き方と例文
語句割合
定而100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定而さだめて此頃御多用ニ候べしと奉存候得バ、事ニより近日山口までも御尋申べきかと奉存候間
此ごろハ杉やのをばあさんハどのよふニなされてをるろふとも思ひ定而さだめて、池のをなん阿母ハいもばたけをいのししがほりかへしたよふな、あとも先もなき議論ギロンを、あねなどとこふじより
此間小島子来臨、因而よつて御答相頼、乍然さりながら雨天なれば老人には定而さだめて迷惑可仕と可有御坐心得に、雨天の事申上候。雨天に而皆々被参候事に御坐候得ば曾而かつて不苦、草鞋さうあい布韈ふべつ尤妙に御坐候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)