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木枕
ふりがな文庫
“木枕”の読み方と例文
読み方
割合
きまくら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きまくら
(逆引き)
ふいに
木枕
(
きまくら
)
を
蹴
(
け
)
とばされて、はねおきたのは
便乗
(
びんじょう
)
してきた
卜斎
(
ぼくさい
)
と
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
。フト見ると、
胴
(
どう
)
の
間
(
ま
)
のグルリに、
閃々
(
せんせん
)
と光るものが立ちならんでいる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから、母と自分との蒲団の領分を
定
(
き
)
めようと思って母の
木枕
(
きまくら
)
を捜したが見あたらなかった。で、身体を蒲団の片方へよせてまた鉢の湯を一口呑んだ。
火
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
「海賊らしくもないぜ。さっき
温泉
(
ゆ
)
に
這入
(
はい
)
りに来る時、
覗
(
のぞ
)
いて見たら、二人共
木枕
(
きまくら
)
をして、ぐうぐう寝ていたよ」
二百十日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
木枕(きまくら)の例文をもっと
(5作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
枕
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
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木
木立
木綿
木偶
木枯
木乃伊
木蔭
木履
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検索の候補
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枕木
“木枕”のふりがなが多い著者
作者不詳
横光利一
夏目漱石
吉川英治
芥川竜之介