“胎(なか)” の例文
「何度おっしゃっても無駄よ、あたしはもう決心しているのよ。あたしがお胎(なか)にもっている可愛いい坊やを、大事に育てるんです」
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
もしお胎(なか)の子供に傷でもついたら、どうなさいます? 姙娠中は転んでも危険だというじゃありませんか。
幻の彼方 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
「あるもんかね。こないだ私が五円拵えてきたばかりで、一文もはいらないじゃないか。私だけならどうだっていいけれど、子供達と……お胎(なか)の子供とはそうはいかないよ。」
神棚 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
「お前は、」と彼は囁くように云った、「お胎(なか)の子供に対して、どんな感じがする?」
幻の彼方 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
「お胎(なか)の児に響くじゃありませんか。」
幻の彼方 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)