トップ
>
『芸の有為転変相』
ふりがな文庫
『
芸の有為転変相
(
げいのゆういてんぺんそう
)
』
「……花を惜しめど花よりも惜しむ子を棄て武士を捨て、住みどころさへ定めなき有為転変の世の中や……。」幼年時代から何十遍見聞きした熊谷陣屋幕切れの渡りぜりふである。竟に一度何の感傷も覚えなかつた文句である。其が今度といふ今度、真に思ひがけなく …
著者
折口信夫
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎
初出
「東京新聞」1946(昭和21)年10月19日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
面
(
ヅラ
)
外貌
(
ミテクレ
)
纜
(
トモヅナ
)
解釈
(
ハラ
)