“はつた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
發打33.3%
八打33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞす役目なり奉行ぶぎやうには依怙贔屓えこひいきありてそれがしばかり片落かたおとしに爲給したまふならんと言せもはて大岡殿おほをかどの發打はつた白眼にらま依怙贔屓えこひいきとは慮外りよぐわい千萬なり此梅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
むき出して九助を發打はつた睨付ねめつけコリヤ/\其方は只今御重役の一言にのさばり若や命も助るかと未練みれんにも今となりて諄言よまひごと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
申上九助を八打はつたにらみサア九助汝は/\にくき奴なり御役人樣の御かげくもらぬ鏡に移るがゆゑ神國の御罰にて今白状に及びたるが能氣味なりとのゝしるを女房お深も倶々とも/″\にコレ九助よくも嫁のお里に惡名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つゑに越前守殿の前に駈來かけきたり立乍ら大音だいおんあげ天一坊は贋者にせものにて山伏やまぶし感應院の弟子でし寶澤と云者いふものなり若君には寶永はうえい二酉年三月十五日御早世ごさうせいに相違なし委細ゐさいは是に候とて書留かきとめひかへ差出し兩人ははつた平伏へいふくなし私共天一坊贋者にせものの儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)