“御早世”の読み方と例文
読み方割合
ごさうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もすべきに御不運にて御早世ごさうせいなりしは返す/″\も殘念ざんねんなりとひと泣悲なきかなしむもことわりとこそきこえけれ扨も八代將軍には或時御側御用おそばごよう取次に御尋おんたづね有やうは先年せんねん勢州せいしう山田奉行を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御手おてとらせ玉ひ御覽ごらん有るに全くの若君わかぎみには寶永三酉年三月十五日御誕生ごたんじやうにてすぐ御早世ごさうせい澤の井も其明方あけがたに同じく相果あひはて平澤村光照寺へはうむり右法名ほふみやう共にうつし有て且天一坊は原田嘉傳次が子にして幼名えうみやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つゑに越前守殿の前に駈來かけきたり立乍ら大音だいおんあげ天一坊は贋者にせものにて山伏やまぶし感應院の弟子でし寶澤と云者いふものなり若君には寶永はうえい二酉年三月十五日御早世ごさうせいに相違なし委細ゐさいは是に候とて書留かきとめひかへ差出し兩人ははつた平伏へいふくなし私共天一坊贋者にせものの儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)