“御早”の読み方と例文
読み方割合
おはや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御早おはやう」と慇懃いんぎんれいをした。「先刻さつき御誘おさそまをさうとおもひましたが、よく御寢おやすみやうでしたから、失禮しつれいして一人ひとりまゐりました」
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
御早おはやう」と挨拶あいさつした。かれ今朝けさまたとくに參禪さんぜんましたのちうしてあんかへつてはたらいてゐたのである。宗助そうすけはわざ/\おこされてもなかつた自分じぶん怠慢たいまんかへりみて、まつたきまりわるおもひをした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)