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泣悲
ふりがな文庫
“泣悲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なきかな
50.0%
なきかなし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なきかな
(逆引き)
委敷
(
くはしく
)
物語ればお花は元より友次郎も夢かとばかり打驚き涙は落て瀧の如く中にもお花は心も
亂
(
みだ
)
るゝばかりに
泣悲
(
なきかな
)
しみ
暫時
(
しばし
)
は
正體
(
しやうたい
)
も非ざりしが何思ひけん友次郎が
脇差
(
わきざし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これ、
佐藤次信
(
さとうつぎのぶ
)
忠信
(
たゞのぶ
)
兄弟
(
きやうだい
)
の
妻
(
つま
)
、
二人
(
ふたり
)
都
(
みやこ
)
にて
討死
(
うちじに
)
せしのち、
其
(
そ
)
の
母
(
はゝ
)
の
泣悲
(
なきかな
)
しむがいとしさに、
我
(
わ
)
が
夫
(
をつと
)
の
姿
(
すがた
)
をまなび、
老
(
お
)
ひたる
人
(
ひと
)
を
慰
(
なぐさ
)
めたる、
優
(
やさ
)
しき
心
(
こゝろ
)
をあはれがりて
時
(
とき
)
の
人
(
ひと
)
木像
(
もくざう
)
に
彫
(
きざ
)
みしものなりといふ。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
泣悲(なきかな)の例文をもっと
(2作品)
見る
なきかなし
(逆引き)
何しろ、
泣悲
(
なきかなし
)
むというは、一通りの事ではない。気にもなるし、案じられもする……また怪しくもあった。ですから、悪いが、
密
(
そっ
)
と寄って、そこで障子の
破目
(
やぶれめ
)
から——
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
文「これ/\お町、そう
泣悲
(
なきかなし
)
んでも仕方がない、もう諦めろ」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
泣悲(なきかなし)の例文をもっと
(2作品)
見る
泣
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
“泣”で始まる語句
泣
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泣腫
泣々
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作者不詳
三遊亭円朝
泉鏡太郎
泉鏡花