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悲泣
ふりがな文庫
“悲泣”の読み方と例文
読み方
割合
ひきゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきゅう
(逆引き)
詩は、
五言四絶
(
ごごんよんぜつ
)
、わずか二十字にすぎないが、
同胞相剋
(
どうほうそうこく
)
の
悲泣
(
ひきゅう
)
とうらみを訴えて人の胸を打たずにおかない。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
袁傪は叢に向って、
懇
(
ねんご
)
ろに別れの言葉を述べ、馬に上った。叢の中からは、又、
堪
(
た
)
え得ざるが如き
悲泣
(
ひきゅう
)
の声が
洩
(
も
)
れた。袁傪も幾度か叢を振返りながら、涙の中に出発した。
山月記
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
うわあッ! と直ぐ、あとは、よよと許りに
悲泣
(
ひきゅう
)
する小児のような泣き声。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
悲泣(ひきゅう)の例文をもっと
(6作品)
見る
“悲泣”の意味
《名詞》
悲 泣(ひきゅう)
悲しみ泣くこと。
(出典:Wiktionary)
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
泣
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“悲泣”で始まる語句
悲泣哀号
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悲泣哀号
長恨悲泣
泣悲
“悲泣”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
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泉鏡花