“畝間”の読み方と例文
読み方割合
うねま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上家の裏には小さい畑まで作つて、菜つ葉や豆などを育ててゐますが、畝間うねま箒目はうきめを入れるほどの念の入れやうで
午前中、僅かに伸びた蠶豆の畝間うねまの土を鋤き返してゐた駿介は、丁度それが終つた時に來た雨だつたので、工合がよかつた。少し濡れて歸つて來て、午後からは仕事を休んだ。
続生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
熟麥うれむぎの穗麥刈りとる畝間うねまには早やつやつやし茄子の若笛
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)