“うねま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
畝間80.0%
畦間20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熟麥うれむぎの穗麥刈りとる畝間うねまには早やつやつやし茄子の若笛
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
「へエ、驚きましたよ。菜つ葉と豆を植ゑた畑の畝間うねまはうきが入つてゐるんだから」
勘次かんじ畦間うねまつくりあげてそれから自分じぶんいそがしく大豆だいづおとはじめた。勘次かんじ間懶まだるつこいおつぎのもとをうねをひよつとのぞいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
さうしてまた食料しよくれうもとめるため勞力らうりよくくことによつて、作物さくもつ畦間うねまたがやすことも雜草ざつさうのぞくことも一さい手後ておくれにる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
草木さうもくねむりにすくなくとも五六十にちあひだは、彼等かれらまれ冬懇ふゆばりというてむぎ畦間うねまたがやすことやはやしあひだ落葉おちばたきゞもとめることがあるにぎぬ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)